今回は、過去に起こったことや状態を回想するときに使う「았/었던」 をご紹介します。
この表現は、現在はそれが持続していないことを表します。
完了を意味する았/었と回想を表す던が合わさったものです。名詞の前に来ます。
それでは、例文を見ていきましょう。
오늘 이 원피스를 입으면 어때요? 지난번에 입었던 거라서 다른 걸 입고 싶어요.
今日、このワンピースを着ていくのはどうですか?この前着たものなので、他のを着たいです。
원피스 ワンピース
입다 着る
으면 れば、たら
어때요 どうですか 어떻다=어떠하다 (活用形:어때요 ) どうである、どういうふうになっている
거라서 것이라서 の略
다른 걸 다른 것을 の略
고 싶어요 ~したいです
지난번에 놀러 갔던 곳에 다시 가고 싶어요.
この前、遊びに行ったところに、また行きたいです。
놀러 가다 遊びに行く
곳 場所
「았/었던」 は、過去に始まってすでに終わり、現在まで持続していないことに使われます。
「던 」は、過去に始まってまだ終わっていないこと、あるいは過去によくしていたことに使われます。
過去形の「(으)ㄴ」は単にある行動や出来事が過去に起こったこと、その出来事が完了して現在まで持続していることを表す点で、았/었던 と差があります。
しかしながら、「았/었던」は、ある程度の持続性を持つ動詞や形容詞の場合、「던」 と言い換えても、その意味には大きな違いがありません。
이 집은 제가 어렸을 때 살았던 집입니다.
이 집은 제가 어렸을 때 살던 집입니다.
この家は私が幼いころ、暮らしていた家です。
어리다 幼い、未熟だ、幼稚だ
때 ~な時、~な折、~節
살다 住む、暮らす、生きる
10대 때 날씬했던 그녀는 20대 후반에 뚱뚱해졌습니다.
10대 때 날씬하던 그녀는 20대 후반에 뚱뚱해졌습니다.
10代の時に痩せていた彼女は、20代後半に太りました。
대 ~代
날씬하다 すらりとしている、スリムだ、 類)늘씬하다
후반 後半
뚱뚱하다 太っている、膨れている
なにかお役に立ちそうな単語や表現はありましたでしょうか(;’∀’)。
ご覧いただきありがとうございました。