今回は、先行節の事実を仮定して、先行節と後続節のうち一つを選択するなら、先行節を選択するという強い意志を表すときに使う「~ (으)ㄹ 망정」をご紹介します。
主に後続節を強調したり、主語の意志が固いことを表現します。
文脈によっては、「であるとも」、「~でも」、「~といえども」、「~とはいえ」、「~どころか」などと訳します。
また、期待外れで、あきれるときには「~지는 못할망정」、「~는/은 못할망정」で表現されます。
それでは、例文をみていきましょう。
친구는 사과하지는 못할망정 오히려 화를 냈어요.
友達は、謝るどころか逆切れしました。
사과하다 謝罪する、謝る
오히려 むしろ
화를 내다 怒る
길에서 얼어 죽을망정 집에는 들어가지 않을 거예요.
道で凍え死のうとも、家には帰りません。
길 道
얼어 죽다 凍え死ぬ
들어가다 帰る、戻る
~지 않다 ~ではない
도와주지는 못할망정 방해는 하지마.
役立たずでも、邪魔はしないでくれ。
도와주다 手伝う
방해하다 妨害する
なにかお役に立ちそうな単語や表現はありましたでしょうか(;’∀’)。
ご覧いただきありがとうございました。