今回は、先行節の行為が終わった後にすぐ後続節の行為が起こるときに使う「~자」をご紹介します。
主に文語で使われます。
文脈によっては、「~すると」「~するや」と訳します。
それでは、例文をみていきましょう。
가구 배치를 바꾸자 방 분위기가 달라졌어요.
模様替えしたら、部屋の雰囲気が変わりました。
가구 家具
배치 配置
분위기 雰囲気
달라지다 変わる
아기 울음소리가 들려오자 강아지가 달려왔습니다.
赤ちゃんの泣き声が聞こえると、犬が走ってきました。
아기 赤ちゃん
울다 泣く
우는 소리 泣き声、愚痴、ぼやき
들리다 聞こえる
들려오다 聞こえてくる、聞こえる
강아지 犬
달리다 走る、駆ける
달려오다 駆けてくる、走ってくる
사건이 언론에 보도되자 캐나다로 출국했어요.
事件が報道されると、カナダに出国しました。
언론 マスコミ、言論
사건 事件
보도 報道
출국 出国
해가 져서 주변이 어두워지자 북적거렸던 길거리가 한적해졌다.
日が暮れて当たりが暗くなるや、賑わっていた通りがひっそりした。
해가 지다 日が暮れる
주변 周辺、辺り
어두워지다 ↔ 밝아지다 暗くなる、曇る
북적거리다 混む、賑わう 북적거리다 = 붐비다
한적하다, 한산하다 閑寂だ、物静かだ、人通りがまばらだ、 閑散としている
先行節の動作がおわった後、後続節の動作がするに起きるという点で「~자」を「~자마자」と言い換えることができます。しかし、以下の点で「~자」と「~자마자」は異なります。
「~자」は、主に、先行節と後続節がお互いに関連性がある場合に使います。
先行の動作が理由や動機などの前提条件となって後続の動作が結果的に成立したときに使います。
また、先行節の動作の結果として、後続節の状況を把握したことを意味します。
「~자」の後続節には命令形や勧誘形が来ることはありません。
その一方で、「~자마자」は先行節と後続節の時間的な前後関係に重きをおくので、先行節と後続節が関係がないときにも使います。
「~자마자」の後続節に命令形や勧誘形がくることもあります。
なにかお役に立ちそうな単語や表現はありましたでしょうか(;’∀’)。
ご覧いただきありがとうございました。