今回は、選択の表現「~느니」をご紹介します。
文脈によって「~になるなら」「~するなら」「~するくらいなら(~のほうがましだ)」などと、訳します。
この表現は後続節の内容がどちらも満足ではないけれども、後続節の状況や行為のほうが先行節よりましであるときに使います。
動詞にのみつき、後続節には、차라리 や아예 などがよく使われます。
それでは、例文をみていきましょう。
멀리서 출퇴근하느라 시간을 낭비하느니 집값이 비싸더라도 근처로 이사 오는 게 낫지.
遠くから通勤するのに時間が無駄になるなら、家賃が高くても近くに引っ越しするのがましだよ。
멀리 遠く、遥か
출퇴근 通勤
낭비 浪費
집값이 家賃
낫다 ましである
핫도그 하나 먹겠다고 줄을 서서 기다리느니 차라리 안 먹고 말겠어요.
ホッドドックを食べるのに、列に並んで待つくらいなら、いっそ食べないよ。
줄을 서다 列に並ぶ
차라리 むしろ、いっそ、かえって
고 말다 ~てしまう ~고 말겠어(話し手の強い意志を表す表現)
なにかお役に立ちそうな単語や表現はありましたでしょうか(;’∀’)。
ご覧いただきありがとうございました。