今回は、名詞化の表現「~는 바」をご紹介いたします。
日本語訳としては、「…するところ」や「…すること」などです。
また、는바 をつけて書く場合は、後続節である事実を述べるために、その事実と関連した状況、根拠、背景などを提示するときに使います。
いくつか、慣用的に使用される表現もあります。
それでは、例文をみていきましょう。
아는 바
그것에 대해서는 아는 바가 없어요.
それについては、何もしりません。
알다 のㄹは脱落して、「아는 ○○」で「知っている○○」となります。
아는 바 知るところ
생각하시는 바
이번 안건에 대해 각자 생각하시는 바를 자유롭게 말씀해 주시기 바랍니다.
今回の案件については、それぞれのお考えを自由におっしゃってください。
안건 案件
각자 各自、それぞれ
자유롭게 自由に
말씀하다 おっしゃる
조사한 바
한 대학 기관이 조사한 바에 따르면 한국인의 식생활이 빠르게 서구화되고 있다고 한다.
ある大学機関が調査したところによると、韓国人の食生活が急速に西欧化しているらしい。
기관 機関
조사하다 調査する
에 따르면 ~によると
식생활 食生活
서구화 西欧化
살펴본 바
위에서 살펴본 바와 같이 행복은 경제력에 비례하지 않음을 알 수 있다.
上で見たとおり、幸福は経済力に比例しないことが分かる。
살펴보다 見る、調べる、検討する
행복 幸せ
경제력 経済力
비례 比例
들은 바
제가 들은 바로는 매수가 예정되어 있다고 하더라고요.
私が聞いたところでは、買収が予定されていると言っていました。
매수 買収
예정 予定
몸 둘 바 慣用的
(ㅇ)ㄹ 바 の形でも使われることがありますが、この場合は慣用的に次のような場合に使われます。
몸 둘 바를 모르다 : 恐縮だ (身の置き所に困る)
그런 칭찬을 들으니 몸 둘 바를 모르겠습니다.
そんなに褒められると恐縮です。
할 바 慣用的
할 바를 다 하다 : やるだけやる
나는 할 바를 다 했으니 이제 결과는 하늘에 달린 것 같아요.
私はやるだけやったので、あとの結果は天にかかっています。
어찌할 바 慣用的
어찌할 바를 모르다 : どうするべきかわからない、途方に暮れる=만연자실하다
화낸 이유를 알 수 없어 어찌할 바를 모르기 때문이다.
怒った理由がわからず、どうしたらよいのかわからないからだ。
알 바 慣用的
우리가 알 바 아니다.
知ったことではない。
는바 をつけて書く場合は、後続節である事実を述べるために、その事実と関連した状況、根拠、背景などを提示するときに使います。
다음 주부터 장마가 시작되는바 피해가 없도록 철저한 준비를 해야 할 것입니다.
来週から梅雨が始まりますので、被害がないように徹底した準備をしなければならないでしょう。
なにかお役に立ちそうな単語や表現はありましたでしょうか(;’∀’)。
ご覧いただきありがとうございました。