TOPIK 5-6級 <3> ~는 바  ~するところ 

今回は、名詞化の表現「~는 바」をご紹介いたします。

日本語訳としては、「…するところ」や「…すること」などです。

また、는바 をつけて書く場合は、後続節である事実を述べるために、その事実と関連した状況、根拠、背景などを提示するときに使います。

いくつか、慣用的に使用される表現もあります。

それでは、例文をみていきましょう。

아는 바

그것에 대해서는 아는 바가 없어요.

それについては、何もしりません。

알다 のㄹは脱落して、「아는 ○○」で「知っている○○」となります。

아는 바 知るところ

생각하시는 바

이번 안건에 대해 각자 생각하시는 바를 자유롭게 말씀해 주시기 바랍니다.

今回の案件については、それぞれのお考えを自由におっしゃってください。

안건  案件

각자  各自、それぞれ

자유롭게  自由に

말씀하다  おっしゃる

조사한 바

한 대학 기관이 조사한 바에 따르면 한국인의 식생활이 빠르게 서구화되고 있다고 한다.

ある大学機関が調査したところによると、韓国人の食生活が急速に西欧化しているらしい。

기관     機関

조사하다   調査する

에 따르면  ~によると

식생활    食生活

서구화   西欧化

살펴본 바

위에서 살펴본 바와 같이 행복은 경제력에 비례하지 않음을 알 수 있다.


上で見たとおり、幸福は経済力に比例しないことが分かる。

살펴보다  見る、調べる、検討する

행복   幸せ

경제력  経済力

비례   比例

들은 바

제가 들은 바로는 매수가 예정되어 있다고 하더라고요.

私が聞いたところでは、買収が予定されていると言っていました。

매수 買収

예정 予定 

몸 둘 바 慣用的

(ㅇ)ㄹ 바 の形でも使われることがありますが、この場合は慣用的に次のような場合に使われます。

몸 둘 바를 모르다 : 恐縮だ (身の置き所に困る)

그런 칭찬을 들으니 몸 둘 바를 모르겠습니다.

そんなに褒められると恐縮です。

할 바 慣用的

할 바를 다 하다 : やるだけやる

나는 할 바를 다 했으니 이제 결과는 하늘에 달린 것 같아요.

私はやるだけやったので、あとの結果は天にかかっています。

어찌할 바 慣用的

어찌할 바를 모르다 : どうするべきかわからない、途方に暮れる=만연자실하다


화낸 이유를 알 수 없어 어찌할 바를 모르기 때문이다.

怒った理由がわからず、どうしたらよいのかわからないからだ。

알 바 慣用的

우리가 알 바 아니다.

知ったことではない。

는바 をつけて書く場合

는바 をつけて書く場合は、後続節である事実を述べるために、その事実と関連した状況、根拠、背景などを提示するときに使います。

다음 주부터 장마가 시작되는바 피해가 없도록 철저한 준비를 해야 할 것입니다.

来週から梅雨が始まりますので、被害がないように徹底した準備をしなければならないでしょう。

なにかお役に立ちそうな単語や表現はありましたでしょうか(;’∀’)。
ご覧いただきありがとうございました。

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